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「アレルギー性鼻炎治療にも多様性と選択肢 ー貼るは早めの、経皮吸収型製剤ー」

公開日
2024/04/25
再生時間
53:05
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抄録

演題:「アレルギー性鼻炎治療にも多様性と選択肢 ー貼るは早めの、経皮吸収型製剤ー」
司会:大阪医科薬科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 准教授/アレルギーセンター長
   寺田 哲也 先生
演者:昭和大学医学部 耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座 講師
   洲崎 勲夫 先生


本邦におけるアレルギー性鼻炎の有病率は増加の一途を辿り、特に幅広い世代におけるスギ花粉症の増加と低年齢化が顕著である。アレルギー性鼻炎は鼻・眼症状のみならず、睡眠障害や労働生産性の低下を来し、患者のQOLを障害する。アレルギー性鼻炎に対する薬物療法の選択肢に第2世代抗ヒスタミン薬が挙げられるが、その治療満足度は決して高く無いとされる。その一因として、幅広い世代において増加している患者において、個々の求める治療ニーズも多様化している事が影響している可能性がある。エメダスチンフマル酸塩経皮吸収型製剤(アレサガテープ)は第2世代抗ヒスタミン薬であるエメダスチンフマル酸塩を有効成分とする唯一の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療剤であり、2018年に本邦で上市された。経皮吸収製剤の特徴として、経口製剤と比較して安定した血中濃度を維持することにより、夜間から早朝を含む全ての時間帯において薬効の持続性が期待できる。われわれはこれまでに、スギ花粉症患者を対象にアレサガテープによる治療効果、およびその満足度・使用感・副反応についての前向き観察研究を報告した。本検討では、アレサガテープはスギ花粉症の治療薬として有用であり、かつ薬剤使用指示を遵守し得る薬剤である可能性が示唆された。またスギ花粉の本格飛散前から使用した方が、より高い臨床効果と患者満足度が得られる可能性が示唆される結果であった。治療に対する満足度が低かった患者の主な理由は、治療効果実感の乏しさであった。患者層のみならず、アレルギー性鼻炎の治療選択肢も多様化しており、各治療の特徴を熟知した上での治療選択および投与時期の決定や指導が患者満足度向上に寄与すると考える。本講演では、アレサガテープの臨床効果、処方対象の候補患者像について提示するとともに、鼻アレルギー性疾患に関する最近のトピックスを中心に解説する。

掲載期間:2024年4月25日~2025年2月28日

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