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解説

  • 産婦人科医が一般診療でよく出会う、患者さんの症状・主訴をベースに、婦人科疾患を考える上で必要な問診・理学所見・検査等を掲載しております。日々の診療の一助として是非ご活用ください。 産婦人科医が一般診療でよく出会う、患者さんの症状・主訴をベースに、婦人科疾患を考える上で必要な問診・理学所見・検査等を掲載しております。日々の診療の一助として是非ご活用ください。
  • (4)性器位置異常(POP)への対応

    保存的治療(骨盤底筋の強化のための体操・ペッサリー)で対応するか、手術対応を行うか、の決定のために脆弱化した部分を理学的所見で同定する。手術によって位置を矯正した場合に尿失禁が出現することがある。
    尿失禁は、脱出が起こる前に尿失禁の既往がある場合に多くなるので、これまでの経過を丁寧に問診する。ペッサリー療法を選択する場合、放置することなく定期的に自分で入れ替えるように指導するか、来院させて入れ替えを行う。
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